東北大トライアスロン部コーチ (其の1)

東北大学トライアスロン部のコーチを引き受けて、今年で4シーズン目になります。

大学のトライアスロンは、9月、香川県観音寺で行われる全日本インカレが、1年間でも一番のメイン大会となり、その他、10月のスプリント、2月のデュアスロン、5月のスプリング、そして7月の各地で行われるインカレ予選が、学生にとって主なレースとなります。

東北大トライアスロン部の歴史が古く、今の1年生でもう30期生になります。その間、インカレの優勝が何度もあり、学生のトライアスロン界では、東北大の強さは有名でもあります。

私がその東北大トライアスロン部コーチの要請を受けたのは、2011年の10月です。

当初、東北大トライアスロン部の成績は少し落ち気味で、その危機感を感じた当時の部幹部は、コーチの招聘を考えて、東京在住のトライアスロンコーチの数人に声を掛けたようです。

その中の一人コーチが「自分には出来ないけど、宮塚さんなら、比較的仙台にも近いし、良いのじゃないの」と推薦してくれたことで、私にも話しが回ってきたのでした。

私自身は、大学生のコーチをやってみたかったこともあり、基本的にOKでした。後は部員全員の前でプレゼンテーションを行って、部員からの同意を得られれば正式にコーチ就任となる流れ。

その時は大学生相手に、めちゃめちゃ緊張しながらプレゼンして、無事、全員の承認を得てコーチ就任となった訳です。

そして2012年9月の全日本インカレは団体2位でした。大学の場合は個人の成績も大事ですが、それ以上に団体の結果が重要になります。極端な話し、個人優勝よりも、団体優勝の方が断然価値を感じるのです。

団体とは、インカレ出場した各大学の上位3名の合計タイムで争います。2012年の準優勝は、残念な気持ちもありましたが、それよりも、ホッとしたと言うのは正直な気持ちでした。

何とか最低限の仕事は出来たかなと。

 

※ちょっと長い話しになりましたので、この続きは来週にに書くことにします。