2月21日のテイルウインドでの骨トラセミナー

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今年2回目のテイルウインドでの骨トラセミナー。
午前中の骨バイクは定員5名の5名の参加、午後の骨ランには8名の参加がありました。
その中に先月も参加してくれていたSさん。
Sさんはこれまでも何度か骨トラに参加して頂いていたのですが、まだ頭では分かっても身体で表現できるとことまでは行ってませんでした。
本人曰く「もう10回くらい骨トラ受けてます」と言っています。

それが今回の骨トラでは、見違えるほど変わって良くなっていました。
力を抜く感覚がやっと分かった様です。
本人「この1ヶ月ずっと骨トラをやってました」とのこと、
ただ1ヶ月やったところで、良くなるものではなく、その中には「どれだけ形にとらわれず、本気で感覚優先させた」かです。
明らかにこれまでの迷いが無くなっている感じでした。

なかなかお客さんに「次も来て下さい」なんて言い過ぎると、営業が目的と思われそうで言えなかったのですが、Sさんは自分から何度も積極的に参加してくれました。
それでやっと掴んでくれた様です。

骨トラは形を教えるものではありませんので、1回や2回の受講では身体で表現できるまでにはなり難いものです。
何度も何度も反復練習を行い、頭で考えなくても自然に出来るようになるまで行うことが大切です。
これまでは遠慮して「また来て下さい」と言えなかったのですが、これから言うようにします。
これまで「骨トラの参加が1回か2回だけの人、また参加してください」。
そして「まだ骨トラに参加したことの無い人、是非参加してみてください」。

OSJ湘南クラブハウス『骨トラ』

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2月14日のOSJ骨トラは、天気は雨だったので、午前中はローラー台セッションにしました。
最初の10分ほどは軽いギヤでウォーミングアップ。
その次はギヤをトップギヤにしてペダリング練習。トップギヤということはかなり重たいギヤになります。
だからと言って、ペダルを踏みに行ってはいけません。脚の骨に自分の体重を預けるようにして、ペダルを押し下げます。
ここが一番大切なポイントです。ペダル回転数は1分間50回転を下回っても気にする必要はありません。
いかにエネルギーを使わずペダルを回すかがテーマです。見本に私がやって見せたところ、ペダル回転数は1分間50回転程度。その時の心拍数はたったの75拍/分。運動のレベルではないくらいです。そのくらい力まずリラックスしててもペダルは回ることを頭と身体で覚えるのが目的です。
この重たいギヤのペダリング練習を15分間。
次に1分間高回転+1分間イージー(90回転前後)を5セット。もちろんペダリング練習で習得したペダリングの感覚はそのまま、高回転でも回転が速くなっただけで、同じペダリングで行います。
次に2分間のパワートレーニング。ペダル回転数65回転前後で回せるギヤを選択。頑張り度合いは70~80%くらい。それでも力まずパワーを出すことを目的としたトレーニングです。
そして最後は4分ハード(70~80%)を2セット行って、ダウン、そして終了。
これらのメニューをやれば良い訳ではなく、どれだけメニューの中身を理解して、かつ良い動きでペダリングできるかが大切です。
そういう意味では、しっかり骨トラに毎月参加して頂き、頭も身体も本当の骨トラを覚えて欲しいと思っています。

2016学生デュアスロン選手権

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団体2連覇の掛かった2016学生デュアスロン選手権は3位に終わりました。
各大学、予選レースを通った者だけが出場できる選手権の部。東北大からは7人がエントリーしました。
団体戦は各大学の上位3名の合計タイムで争います。
エースのいな東北大は、それぞれ選手が力を出し切れば、団体では上位に食い込めるチャンスはあります。
東北大の選手はラン単体での走力は他大学の選手には劣るけど、バイクではしっかり走れる選手ばかりなので、
バイクは安心して見てられます。
後は第2ランに移って、東北大で上位3位内に走っている選手は1秒でも速く。そして苦しくなってもペースダウンを最小限に抑える走りが求められます。
結果は3位に終わってしまいましたが、上位の3人は実力は出し切ったし、それぞれが必死に良いレースをしてくれました。
能力的に高い選手が集まれば優勝を狙える年もあるけど、毎年毎年そんな簡単に能力の高い選手が集まる訳ではありません。
彼の持っている能力を引き出し、更にレベルアップさせるのは私の仕事です。
そう言う意味では、今年の3位は惨敗感は無いし、むしろ達成感の方が上回った感じです。
特に東北大3番目でフィニッシュして団体3位に貢献してくれたS。彼は入部した頃のイメージは、バイクはそこそこだけど、ランははっきり言って遅い選手でした。その彼はこつこつ練習を重ね、徐々に走力が付いてきて、4年生になってチーム内のランの力でも上位に入るようになりました。そして今回、団体上位入賞に貢献してくれました。
今の4年生は私が東北大のコーチになってから入部して来た選手たちです。最初は上級生の力に圧倒されて伸び悩んだ時期もありましたが、4年生になって伸びた選手も多くいます。みんなトライアスロンをゼロから始めているわけで、本当の意味でトライアスロンの力が付くのは3年目、4年目なのです。
そう言う意味で、これまで指導してきたことがちょっと形となって表れた感じがして、昨日は良い一日でした。

トライアスロンチャレンジ

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2016年1月31日の練習会で、12月から始まった計7回のシリーズが終了しました。
昨年までは「テニアンチャレンジ」と言う名前で行っていましたが、初心者を対象に一からトライアスロンを教えて、トライアスロンデビューまでのお手伝いをする企画。
そんな訳でテニアンチャレンジから数えると今年で4年目の企画になります。残念ながら今年はテニアントライアスロンが開催されない事になり、名前もテニアンチャレンジからトライアスロンチャレンジに変更しての開催になった訳です。
「トライアスロンを始めたいのだけど、どこから始めれば良いのか?」「どこにコンタクトをとって始めれば良いのか?」そんなトライアスロンデビュー前の人にピッタリの企画なのです。
そんな思いで申し込んだメンバーは、みんな同じ不安を持ってトライアスロンチャレンジに参加したことで、仲間意識も強くメンバー全員が非常に仲良くなって行きます。
今年のメンバーは、昨年のメンバーに比べておとなしいタイプの人が多かったのですが、最終回が終わって打ち上げでみんな打ち解けて、一つのチームみたいになりました。
そんな様子を見ていると「本当にこの仕事を受けて良かった」と思う瞬間です。
皆さんがトライアスロンをやっている限り、どこかでまた会ったりするはずです。それがこれからの私の楽しみにもなります。