【宮塚コラム】アイアンマン ジャパン みなみ北海道・スーパーバイザーに就任した理由
来年9月15日の実施を目指し、アイアンマン ジャパン みなみ北海道2024の第1回実行委員会が先月末に行われました。
その場で、私は大会のスーパーバイザーに就任することが決定しています。
景勝地の函館山から望むレース会場エリア。9年ぶりの日本でのフルディスタンス・アイアンマン開催に期待は膨らむ
今回の国内アイアンマン大会開催の招致活動を、5年ほど前から進めていたプロデューサー兼レースディレクターと私とは、実はもう25年ほどの付き合いになります。
そのレースディレクターである綱島浩一氏は、トライアスロンを通じて古くからの知人。彼が招致活動をスタートさせたときから「もしアイアンマンが開催されることになったら協力してください」と頼まれていたのでした。
そして、ついに今から2カ月前くらいに実行委員会の発足が決まったのです。
第1回の実行委員会では自身の想いを伝えたり、ほかの委員の方たちと有意義な意見交換ができた
ただ、協力するとしても私自身が出来ることが何なのか簡単に答えが出るものでもありません。正直言って実行委員会に自分が入って良いものなのか? と悩むこともありました。
それでも綱島から「協力してほしい」と言われて、腹を括って実行委員会が行われる11月30日に北海道へ行ったのでした。
スーパーバイザー就任といっても現状、これを行うと言う明確なものは決まっていません。直近では大会運営に関することやコースについてアドバイスを求められたときに助言をする感じです。
これから開催実現に向けてどんどん実務的なものが増えてくるでしょうから、そのときにもっと具体的な仕事が出てくるのでしょう。
昨年実施された、想定スイムコースの試泳会では遠くに函館山が望めるロケーションが好評だったとのこと
実行委員会翌日にはスイム会場やコースの再チェックを実施。まさかの雪景色だったが精力的に走り回った。左は25年来の付き合いとなるレースディレクターの綱島浩一氏
いずれにせよ、私のこれまでの選手としての経験、そして大会運営に携わってきた経験は必ずアイアンマン ジャパンの力になると自負しています。
運営側だけでなく、選手側にもアドバイスできる知見があると思っていますし、幸い私の顔と名前は多くのトライアスリートに知ってもらえてもいます。
運営側と選手側の架け橋になり、開催地である木古内町、北斗市の皆さん、そして参加者の皆さんに、できるだけ多くの思い出を作ってもらえる様な大会を目指したいと考えているのです。