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【宮塚コラム】トライアスロン・トレーニングの原則 / 2023年シーズンインに向けて

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年が明けて2023年に入り、春シーズンに向けて本格的にトレーニングを開始している、あるいは練習のギアを上げなければと考えているトライアスリートも多いと思います。

ここではトライアスロンコーチとしての宮塚が、これから4月、5月のシーズンインに向けてのトレーニングの基本的な考え、取り組み方についてアドバイスしましょう。

あなたの目指すレースはショートディスタンス、あるいはロングでしょうか? 各々多少の違いはあるでしょうが、どのようなターゲットであっても基本的には1月、2月のトレーニング内容に大きな違いはいと私は指導しています。
それはショートでもロングでも “トライアスロン” に変わりはなく、求められる能力は同じだからにほかありません。

トライアスロンに必要となる基本的な要素は持久力。つまり長時間動き続けられる能力です。
そして、その間(長時間動運動するとき)のスピードが速い人が、より能力の高いトライアスリートだということ。これは、私が選手時代に培った考えでもあります。

ここで重要になるのはレースのないオフシーズン、1月、2月にしっかりと持久力を高めるためのベーストレーニングを行っておくことです。その土台ができた上で、3月、4月に少し速いスピードでも耐えられる能力を高めるためのメニューを入れていくようにする。
競技レベルを問わず、そうやって徐々にレースに対応できる身体に仕上げていくという流れが、トライアスロン・トレーニングの原則といえます。

少しの意識改革で大きく変わるトレーニング効果
これとあわせて泳ぎやペダリングといったフォームへの意識、つまり技術の向上も大切になります。
オフシーズンにじっくりと持久力を高められたとしても、3種目のスキルが未熟であれば本格シーズンに入ってからのレベルアップもあまり期待できません。

しかし持久力向上と並行させ、しっかりと3種目の技術をレベルアップさせてシーズンに入ることができれば、大幅なパフォーマンスアップを実現しやすくなります。

つまりこの時期に大切になるのは、持久力を高めるためのトレーニングと、スイム、バイク、ラン3種目それぞれの技術レベルをアップさせるためのスキル練習を意識すること。そして、それぞれを平行して実施するとが重要で、この意識付けが最も効率的にパフォーマンス向上を期待できる取り組み方といえるのです。

さあ皆さん。昨年までの自分と違った、ワンランク上のパフォーマンスで2023年シーズンインするために持久力向上と、3種目の技術アップをこれから目指しましょう!

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