【宮塚コラム】レースシーズン前のマラソン大会活用術

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トライアスロンのオフシーズンにマラソン大会に出場するトライアスリートも多いと思います。そこで私、宮塚が考えるトライアスリート的・マラソン大会活用術についてのポイントを紹介しましょう。

シーズン本番(レース)に向けて、あくまでもランの走力アップを目指すためにマラソン大会を利用するならば、やみくも出場するのではなく、ある程度目的とテーマをもって参加するべきです。

たとえば、「ロングのレースに出るので、フルマラソンを走っておかないと!」と考えるトライアスリートもいるでしょう。もし初ロングを目指すのであれば、フルマラソンの距離を経験しておくのも悪い考えではありません。

しかし何度もロングを経験している選手であれば、距離に対する不安はないはず。ですので、その場合はフルマラソンにこだわることなく、走力アップのため10kmやハーフマラソンに数多く出場することも手段のひとつといえます。

フルマラソンに出場する場合、その準備(練習)に時間がかかることと、レース後の疲労を抜くのにもそうしても時間を要することになる。
それよりも、10kmのロードレースやハーフマラソンを数多く走ることで、身体に負担をかけ過ぎることなく走力アップにつなげていく。そうやってトライアスロンのシーズンを迎えるアプローチも良いと思います。

ちなみに私の現役時代は、シーズンオフにフルマラソンを走るのは11月か12月までとルール化していました。

年明けの1月以降に、一気に42.195kmの距離を走るとその後の疲労により、本来やるべきトライアスロンの練習に支障をきたしてしまいます。ですので今の時期に出場するならば10kmからハーフマラソンまでと決めていたのです。

オフシーズンのランニング大会出場の効果については個人差があるので、これ(私のアプローチ)が正しい、絶対だというわけではないですが参考にしてもらえればと思います。

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