GPSで表示される距離のこと

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最近はGPSが普及したことで、練習で走った距離が簡単にわかるようになりました。
ただGPSで表示されている距離がどのくらい正確かですが、正確であるときもあれば不正確なときもあるようです。

私の場合はランニングするときの8割くらいは「にしなすの運動公園」内にある500mのジョギングコースでランニングすることがほとんどです。
一周500mなので2周すれば1kmで、非常に距離が計算しやすいし、100mずつ表示があるので、練習には最適のコースなのです。
もうそのコースで走るようになってかれこれもう30年以上になります。
もちろん以前は距離に対して何の疑問も持つことも無かったのが、GPSの普及によって「あのジョギングコースはちょっと距離が短いんじゃないの?」と言った声を聞くようになりました。

確かに私もGPSウォッチを着けて走っていますが、1kmにつき10mmほど短く表示されることが多いのですが、それも日によって違うし、周回するたびに微妙に距離が違って表示されるものですから、当たり前ですが必ずしもGPSが絶対ではないようです。

それと周回コースで走る場合、GPSウォッチを周回の内側にあたる腕に付けている場合と、外側になる側に付けている場合では、距離が違ってくるのではないかと思い実験してみました。
通常私も含めてGPSウォッチを左腕着ける人が多く、左回りに周回する場合、左腕は実際に入っているコースよりも30cmほど内側つ通ることになります。
つまり左腕にGPSウォッチを着けて、左回りの周回コースを走ると、実際に走った距離よりも短くなることなります。
逆に右腕に付けていれば実際に走っているコースより30cmほど外回りになります。
私の適当な計算で言えば、500mが完全な〇だと考えて、500mコースの30cm内側だと直径が158.9m。
それに3.14を掛けて499.0m。
逆に500mの30cm外側だと直径が159.5m。これに3.14を掛けて500.9mになります。
なのでGPSウォッチを左手に付けた場合と右手に付けた場合の距離の違いは、約1.9mの違いがでます。
つまり1kmで約4mの違いがある計算になります。

計算上はたったの約2mの差しかないのですが、実際にこの500mの周回を左腕にGPSウォッチを着けて3km走った場合と、右腕に着けて3km走った場合の距離を比較してみました。
すると約120mの違いが出ています。1kmにつき約4mの違いですので、ほぼ計算通りになります。

これも日によって差はちがいますので、結論としては、GPSウォッチの表示される距離は絶対では無いし、実際に走っている位置で距離を測っているのではなく、GPSの位置で測っていると言うことになるのではないでしょうか。

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