2016学生デュアスロン選手権

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団体2連覇の掛かった2016学生デュアスロン選手権は3位に終わりました。
各大学、予選レースを通った者だけが出場できる選手権の部。東北大からは7人がエントリーしました。
団体戦は各大学の上位3名の合計タイムで争います。
エースのいな東北大は、それぞれ選手が力を出し切れば、団体では上位に食い込めるチャンスはあります。
東北大の選手はラン単体での走力は他大学の選手には劣るけど、バイクではしっかり走れる選手ばかりなので、
バイクは安心して見てられます。
後は第2ランに移って、東北大で上位3位内に走っている選手は1秒でも速く。そして苦しくなってもペースダウンを最小限に抑える走りが求められます。
結果は3位に終わってしまいましたが、上位の3人は実力は出し切ったし、それぞれが必死に良いレースをしてくれました。
能力的に高い選手が集まれば優勝を狙える年もあるけど、毎年毎年そんな簡単に能力の高い選手が集まる訳ではありません。
彼の持っている能力を引き出し、更にレベルアップさせるのは私の仕事です。
そう言う意味では、今年の3位は惨敗感は無いし、むしろ達成感の方が上回った感じです。
特に東北大3番目でフィニッシュして団体3位に貢献してくれたS。彼は入部した頃のイメージは、バイクはそこそこだけど、ランははっきり言って遅い選手でした。その彼はこつこつ練習を重ね、徐々に走力が付いてきて、4年生になってチーム内のランの力でも上位に入るようになりました。そして今回、団体上位入賞に貢献してくれました。
今の4年生は私が東北大のコーチになってから入部して来た選手たちです。最初は上級生の力に圧倒されて伸び悩んだ時期もありましたが、4年生になって伸びた選手も多くいます。みんなトライアスロンをゼロから始めているわけで、本当の意味でトライアスロンの力が付くのは3年目、4年目なのです。
そう言う意味で、これまで指導してきたことがちょっと形となって表れた感じがして、昨日は良い一日でした。

トライアスロンチャレンジ

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2016年1月31日の練習会で、12月から始まった計7回のシリーズが終了しました。
昨年までは「テニアンチャレンジ」と言う名前で行っていましたが、初心者を対象に一からトライアスロンを教えて、トライアスロンデビューまでのお手伝いをする企画。
そんな訳でテニアンチャレンジから数えると今年で4年目の企画になります。残念ながら今年はテニアントライアスロンが開催されない事になり、名前もテニアンチャレンジからトライアスロンチャレンジに変更しての開催になった訳です。
「トライアスロンを始めたいのだけど、どこから始めれば良いのか?」「どこにコンタクトをとって始めれば良いのか?」そんなトライアスロンデビュー前の人にピッタリの企画なのです。
そんな思いで申し込んだメンバーは、みんな同じ不安を持ってトライアスロンチャレンジに参加したことで、仲間意識も強くメンバー全員が非常に仲良くなって行きます。
今年のメンバーは、昨年のメンバーに比べておとなしいタイプの人が多かったのですが、最終回が終わって打ち上げでみんな打ち解けて、一つのチームみたいになりました。
そんな様子を見ていると「本当にこの仕事を受けて良かった」と思う瞬間です。
皆さんがトライアスロンをやっている限り、どこかでまた会ったりするはずです。それがこれからの私の楽しみにもなります。

OSJ骨トラ合宿in西湖

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先週末の4月4、5日は山梨県富士五湖の一つ西湖で、OSJ骨トラ合宿を行いました。

参加者は20名。講師は私一人。

まあ最近は講師の仕事も慣れてきて、人数が20人でも30人でも、どうにかこなせる様になりました。

でスタッフはパワースポーツの滝川社長とOSJ湘南クラブハウス店長の瀧地ちゃんの二人。

でも今回もトレラン合宿と合同だったため、瀧地ちゃんはトレラン担当で、実質トライアスロンの方は、滝川さんと私の二人で行いました。

まず4日土曜日9時にホテル集合。受付、説明を行い、9時半から骨ラン練習1時間。

時間が短かったのでドリルを中心に、あっと言う間に1時間の骨ラン終了。

ラン終了後、スイムの準備をしてバスに乗り込み、20km離れたプールに移動。

そこで1時間の骨スイム。これも骨スイムドリルだけでほぼ1時間のスイム終了。

スイムの終了後、また急いでバスに乗り込みホテルに移動。その途中コンビニに寄って昼食を買って、バスの中で昼食。

ホテルに着いたら、3時間ほどのバイク練習。バイク練習は台湾、宮古島のレースをイメージして、ペースを指定した練習。

バイク終了後、温泉に入って夕食。

夕食後は場所を移動してお酒を飲みながらの懇親会&質問タイム。

最近の私が講師を務める合宿はこの質問タイムが肝で、より骨トラ合宿を効果的に行う為にも、初日練習後に復習として必要であり、次の日の予習として必要なものになっているのです。

二日目には朝食後、1時間半のラン練習。前半30分ほど骨ランドリルの反復練習。その後、西湖一周(10km)のラン。これもペース指定して、ゆっくり過ぎず、速過ぎずのペース指定。

ラン練習後また急いでスイムの準備をしてバスに乗り込み、プールに移動。

二日目のスイムは2時間コース。アップとストレートアームスイムの後、40分ほどヘッドアップスイムの練習。そして残りの時間はひたすら骨スイムドリルを中心の練習でした。

スイム終了後は前日同様、バスでホテルに移動途中にコンビニで昼食を買い、移動中に昼食。

ホテルに着いた後、最後は骨バイク練習。2kmの坂道を使って、ギヤを掛けたペダリング練習。決して頑張る練習ではなく、自然なペダリングをマスターするための練習です。

以上がOSJ骨トラ合宿イン西湖のメニューでした。

 

東北大トライアスロン部コーチ (其の2)

東北大トライアスロン部のコーチを引き受けて1年目のインカレは準優勝でしたが、その時の主力選手は、ほとんど3年生でしたので、次の年のインカレは更に上を目指せるメンバーが残りました。

そして迎えた2013年のインカレは、総合順位で、3位、8位、11位と3人が上位に入ってくれて、総合でも2位に2分以上の大差を付けて団体優勝することができたのでした。

ただ、まだ日本の学生のトライアスロンは、どこの大学も良いメンバーが揃った大学が上位に入って、その学生たちが卒業してしまうと、低迷してしまい、また良い素材が入ってくるまで、待たなければならない状況であるのは確かです。

東北大も主力が卒業などで戦力が低下してしまい、2014年のインカレは団体7位まで落ちてしまいました。それでも今年2月の学生デュアスロンでは、東海大と同タイムながら団体優勝をしました。

このときのメンバー3人とも高校時代まで、陸上経験もバイクの経験もありません。そしてスイムの経験もありません。国立大学と言うこともあり、スポーツよりも勉強が得意な者ばかりです。

これからトラアスロンシーズンに入って行きますが、まだまだ今の戦力ではインカレで優勝を目指すレベルまでは行ってません。正直言ってまだ今年のインカレも厳しい戦いになるでしょう。

 

東北大トライアスロン部コーチ (其の1)

東北大学トライアスロン部のコーチを引き受けて、今年で4シーズン目になります。

大学のトライアスロンは、9月、香川県観音寺で行われる全日本インカレが、1年間でも一番のメイン大会となり、その他、10月のスプリント、2月のデュアスロン、5月のスプリング、そして7月の各地で行われるインカレ予選が、学生にとって主なレースとなります。

東北大トライアスロン部の歴史が古く、今の1年生でもう30期生になります。その間、インカレの優勝が何度もあり、学生のトライアスロン界では、東北大の強さは有名でもあります。

私がその東北大トライアスロン部コーチの要請を受けたのは、2011年の10月です。

当初、東北大トライアスロン部の成績は少し落ち気味で、その危機感を感じた当時の部幹部は、コーチの招聘を考えて、東京在住のトライアスロンコーチの数人に声を掛けたようです。

その中の一人コーチが「自分には出来ないけど、宮塚さんなら、比較的仙台にも近いし、良いのじゃないの」と推薦してくれたことで、私にも話しが回ってきたのでした。

私自身は、大学生のコーチをやってみたかったこともあり、基本的にOKでした。後は部員全員の前でプレゼンテーションを行って、部員からの同意を得られれば正式にコーチ就任となる流れ。

その時は大学生相手に、めちゃめちゃ緊張しながらプレゼンして、無事、全員の承認を得てコーチ就任となった訳です。

そして2012年9月の全日本インカレは団体2位でした。大学の場合は個人の成績も大事ですが、それ以上に団体の結果が重要になります。極端な話し、個人優勝よりも、団体優勝の方が断然価値を感じるのです。

団体とは、インカレ出場した各大学の上位3名の合計タイムで争います。2012年の準優勝は、残念な気持ちもありましたが、それよりも、ホッとしたと言うのは正直な気持ちでした。

何とか最低限の仕事は出来たかなと。

 

※ちょっと長い話しになりましたので、この続きは来週にに書くことにします。

 

 

LUMINAトライアスロンキャンプin南房総

先週末は「LUMINAトライアスロンキャンプin南房総」のコーチとして、千葉県館山市まで行ってきました。

昨年のこの南房総のキャンプは鋸南町で行いましたので、今回が2回目となりました。

参加者は30名。スタッフはコーチの私、ルミナの中島さん、山田君の3名。つまり指導のほとんどを私が行いました。

そうなると内容はもちろん「骨トラ」です。骨スイム、骨バイク、骨ランがメインの合宿となりました。

初日は、21日9時に集合して、9時半から骨ランセミナー。骨感ドリルを中心に2時間の練習となりました。

午後は12時半から約1時間ほど、バイクのセッティングの話し、フォームの話し、制動の練習、8の字走行練習。そして南房総約60kmライドで、初日の練習を終了しました。

初日の夕食後は、座学の時間。参加者の皆さんの質問に答えるかたちで、約1時間半ほど。トライアスロンに関する話をさせて頂きました。

ちなみに私は、座学に入ったときには既にお酒が入っていましたが、そこは皆さんに了承済みです。とは言っても仕事ですから、質問にはちゃんと答えてたはずですので、ご心配なく。

2日目は、朝の6時から希望者だけで50分ほどのランニング。ここはルミナの山田君に任せて、私はのんびり散歩だけでした。

朝食後、各自ホテルをチェックアウトして、8時からバイクライド。アップの後に、参加者の皆さんにトレーニングのテーマを与えてから本格的なトレーニング。その後プールまでの移動を合わせて約50kmライド。

11時半からはスイム練習。今回はスイムが1回だけで、時間も90分ほどでしたので、すべてを骨スイムのドリル中心のメニューにして、本の写真や文章でしか分からなかった、骨スイムの実践を体験してもらいました。

スイム練習のあと、またバイクでホテルまでの5kmほどを移動して、今回のキャンプを終了しました。

これまで、いろんな指導者のセミナーを受けて来たトライアスリートもいたと思いますが、その中から少しずつではありますが、「本気で骨トラに取り組んでみよう」と言うトライアスリートも増えてきた感じがします。嬉しい限りです。

 

オミノウエイズ宮古島チャレンジ合宿

 

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3月14日から16日までの2泊3日の「オミノウエイズ宮古島チャレンジ合宿」に行ってきました。
今回の合宿は参加者9名と、スタッフは私とオミノの伊谷君の計11名。

14日の早朝便で宮古島入りし、早速バイクを組み立てて、12時過ぎにバイクスタート。

一番の目的である、今年から宮古島トライアスロンのコースに加わる、宮古島と伊良部島を渡す伊良部大橋の試走。

確かに噂通りに長く、風が強かったのだが、高所が苦手な私としては、途中の橋の高さの方が風より怖かったです。

初日のバイクは伊良部大橋、池間大橋、東平安名崎と周って、100km強のバイクライドと、20分ほどのジョッグで終了。

その夜は、焼肉屋で1次会、2次会もしっかり行って終了。

2日目は午前中スイム。最初にプールで骨スイム練習。次にヘッドアップのやり方、ターンの仕方の講習を行い、そのまま海に移動して、オープンウォーターの実践練習。集団で泳ぐ練習をメインにオープンウォーターに慣れるのが目的練習でトータル約2時間で終了。

午後はパーソナルのバイククリニックを事前に受けていない参加者に、ローラー台を使って30分間のパーソナルレッスン。トータル4人行い、次はプールで1時間の骨スイムクリニック。そして1時間のの骨ランクリニックを行って、2日目終了。パーソナルレッスン、骨スイム、骨ランのクリニックを受けない参加者は、各自バイクコース試走に出かけた様です。

当然ながら夜は宮古島市内で出かけ、沖縄郷土料理を頂きました。さすがに2次会は無し。でも午前様まで部屋飲みは当然ありましたが。

3日目はバイクコース下見を兼ねた約100km強のライドで終了し、最終便で帰ってきました。

OSJ湘南クラブハウス『骨で動くトライアスロン研究会』

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今日はSJ湘南クラブハウスの『骨で動くトライアスロン研究所』の日でした。

天気は雨が降ってたので室内でのローラー台練習にしました。

メニュー約60分間メニュー。

普段ローラー台は集中して30分~60分でOK。

「それより長いトレーニングはロードでやればOKだし、逆にロード練習で出来ないトレーニングをローラー台でやれば良い」と言う考えです。

そんな訳で、本当は湘南国際村でペダリング練習を含めた2時間半の練習予定だったので、ローラー台練習最大時間の60分メニューでした。

内容は、アップ:徐々に負荷を上げ行きながら10分。

8分間の重たいギヤのペダリング練習。

1分高回転+1分イージーの5セット。

2分ハード、2分イージーのパワートレーニング。

5分ハード+2分イージーのLTトレーニング2セット。

ダウン5分のトータル60分間メニューでした。

その後、昼休みして、逗子市のタータン400mトラックに移動して、骨ランドリルをやって、メインは2000mLTトレーニング3本。クーリングダウンは5kmOSJまで走って帰って終了。

『骨で動くトライアスロン研究会』、通称「骨トラ」に興味ある方はOSJ湘南クラブハウスまでお問い合わせください。

今のところ毎月1回行っています。ちなみに5月以降の予定は未定です。

http://www.powersports.co.jp/clubhouse/

 

毎月1回の名古屋出張

今日は月1回の名古屋出張の日でした。

もう名古屋に毎月、トライアスロンの指導に行くようになって、15年以上になるはずです。

その間ずっと私に指導を依頼してくれている、㈱アスリートの社長はじめ、チームのメンバーの皆さんに感謝です。

トライアスロンの指導をやるようになったのは、㈱アスリートの社長に、「うちの会社で指導してみなか」と声を掛けてもらったのが始まりです。

指導経験の無かった私にとって、㈱アスリートでの指導経験は、非常に大きな財産で、現役を引退してこうやって、今も指導の仕事をして来れたのも、ここでの指導があったからです。

今ではいろんな所から指導の依頼を受けて、日本全国各地に出かけていますが、㈱アスリートのメンバーに、いろんな指導を試して、その中から、使える指導を厳選しているのです。

こうやって名古屋に来るたびに、指導の仕事を始めたばかりの頃を思い出します。

テニアン・ターコイズブルートライアスロン

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テニアンは私の大好きな島です。

その島でのトライアスロンは、今年で15回目となりました。

島の経済状況、ホテル、アクセスなど、いつまでこの大会が続くかは誰にも分かりません。

ただ大会を運営するKFCの大西さんは、「やれる限りは続ける」と言ってくれてます。

来年もまた2月に行われる予定ですし、私もまた行きたいです。